歯並びの治療の進め方

矯正治療は時間は少しかかりますが、治療でちゃんと正しい位置に動いてくれます。しかし、歯は固く、骨についているもの。なぜ動かせるのでしょうか?

歯は動く

矯正治療では、1つ1つの歯に小さな装置をつけていきます。この装置にワイヤーを通して、弱い力を歯にかけていきます。歯にこの力がかかると歯根膜(歯と骨の間の組織)が伸びて隙間がわずかにあきます。その隙間に新しい骨ができ、動いていきます。

ワイヤー矯正の進め方

それぞれ個人の歯の状態に合った治療方法になります。流れや使用する装置が人それぞれ異なる場合があります。

セパレーティング
小さなゴムを使って矯正装置を着けるために歯と歯の間に隙間を空けます。噛んだときに痛みを感じることもありますが、数日で慣れていきます。

バンド
歯の表面に装置を着ける前に、セパレーティングの段階で空けた隙間にバンドを入れて、歯のアーチを広げる装置を着けます。これが歯の表面に装置を着けるためのもととなります。

装着・調整
歯にブラケットと呼ばれる装置を着け、ワイヤーを留めます。歯並びや治療の進み具合によりますが、3週間に1回の調整が必要になります。歯は歯根吸収(歯の根っこが短くなる)が起こらないようゆっくりゆっくり動かす必要があります。

取り外し
歯並びや咬み合わせが正しい位置になったところで装置を外します。外したあとそのままにしておくとまた歯並びが変わってしまうので、それを防ぐために保定装置を着けます。保定装置はリテーナーという取り外し式のものがよく使われます。

定期検診
保定装置に変わってからも引き続き歯科医院で定期検診を受け、経過観察を行います。

    この記事の監修医

     

    医療法人FINE DAYS 理事長・歯科医師   古田博久

    銀座みゆき通りデンタルクリニック / 銀座キッズデンタルパーク