大学病院で親知らずの抜歯を行う場合

親知らずの抜歯

かかりつけの歯科医院から紹介状を書いてもらったら?大学病院での親知らずの抜歯

親知らずの抜歯を行っていない歯科医院や、複雑に生えている親知らずの抜歯の場合、大学病院の紹介状を書いてもらい、そこで抜く流れとなるケースがあります。

初診

まずは親知らずがどう生えているかを大学病院でも確認するため、レントゲンを撮影します。歯科医院で撮影したレントゲンのデータを持参すれば再度撮影をしなくて良い場合もあります。レントゲン撮影について気になる点があれば、かかりつけの歯科医院と大学病院に相談してください。

レントゲン撮影のほかには、説明やリスクの理解があります。親知らずが神経に近く、神経に触ってしまうと神経麻痺を起こすリスク等です。リスクを最小限に抑える為にもレントゲンは必須となります。神経麻痺のリスクに関しては1%未満と非常に低い確率ではありますが、患者の知識としても必要で、抜歯前に必ず行わなければならない説明です。

抜歯

初診が終わったら、抜歯の予約を取ります。初診当日に抜歯を行うケースと、後日予約を取って抜歯するケースがあります。

抜歯をする際、表面麻酔や局所麻酔を行いますので、抜歯の最中はほとんど痛みを感じません。抜歯後は、麻酔が切れるまでと切れたあとの生活の注意点の説明を受け、当日帰宅できます。ただし、4本同時に抜歯する場合などは、入院が必要となることがあります。通常は、1本または片側2本ずつの抜歯を行うことが多いです。

消毒

大学病院にもよりますが、抜歯翌日に親知らずを抜いた部分を消毒し、術後の状態を確認します。消毒時に抜歯後についた汚れ等は洗い流されますが、抜歯したところには食べ物が詰まりやすくなります。自分で何度もうがいをしたり、詰まった汚れを取ろうとすると、血餅(血のかたまり)ができずにドライソケット(歯茎が出来ずにに抜歯後の穴がむき出しになる)

口の中は歯磨きを行い清潔に保つよう注意しましょう。

抜歯~1週間

病院から処方された薬(抗生剤と痛み止め等)を決められた時間に飲みます。麻酔が切れた後から痛みが出てきたり、腫れてくる場合があります。どれくらい腫れるかについては、あまり腫れない人もいますので、一概には言えません。

抜歯直後、入浴、飲酒、スポーツなどは制限されます。歯科医師の指示に従いましょう。

抜糸

抜歯から約1週間後に抜糸で再び病院へかかります。抜糸は基本的に麻酔をせずに行います。チクチクとした痛みを感じる人から全く痛みを感じない人までさまざまです。

抜糸をせずに放っておくと痛みが出てくる場合や細菌感染の可能性も出てきますので、指示された時期を守って抜糸をしてもらいましょう。